全国を逃した2014年の敗北から再起を懸ける新シーズン、視線の先には3年ぶりの大舞台出場を捉えている。チーム作りの基礎となる堅守を体現する最終ラインにはDF宮野洸、DF宮川滉平、DF長野周といった昨シーズンからの主力を残し、加えて前線にもFW佐藤史将、FW積田隼輔ら能力の高い選手を擁するだけに周囲の期待値も高い。実際、昨年12月に行われた横山杯(第15回全国ユース招待サッカー大会)では武南前橋育英を下すなど早くも新チームの完成度に充実感を覗わせていることも事実である。

 全国への道のりを歩み出した八千代。目の前に立ちはだかる強敵を退けて千葉県王者に輝くことはできるのだろうか。

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