8月2日に開幕を控えた平成26年度全国高校総体「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」。高校サッカードットコムでは各県全出場校を紹介します。あの常連校は?新星は?どんな高校が出るのか予習をして、真夏の戦い、インターハイへ気持ちを盛り上げよう!今回は、こちらも強豪ぞろいの近畿編!
■静岡県 東海大翔洋(6年ぶり2回目)
サッカー王国・静岡では東海大翔洋が6年ぶり2回目の全国出場を決めた。準々決勝、準決勝共にPK戦の末勝ち上がると、迎えた清水桜ヶ丘(旧清水商)との決勝でも PK戦に決着が委ねられた。最後は守護神の活躍もあり、この激闘を4対2で制した東海大翔洋が歓喜の優勝。東海第一時代に全国総体準優勝の経験があるものの、東海大翔洋になってからの全国の舞台では思うような結果を残せていないだけに今大会では快進撃を狙う。
■愛知県 東邦(3年ぶり8回目)
2校が全国への出場権を得る愛知県大会を1位で突破したのは3年ぶり8回目の出場となる東邦。第2節終了時点で4チームが1勝1敗で並ぶ大混戦の中、最終節で東海学園を1対0で下して優勝を決めた。先日の東海大会でも東海大翔洋とのPK戦までもつれ込んだ激戦を制して初優勝を飾るなど、勢いに乗る東邦は全国のピッチでどんなプレーを見せてくれるのか。
■愛知県 中京大中京(2年連続17回目)
愛知県大会で優勝は惜しくも逃したものの2位で全国への切符を掴んだのは中京大中京。2年連続17回目の全国出場を決めた。前回大会は16強入りを果たすも、石川県代表星稜相手に惜敗。全国総体準優勝の実績を持つ愛知の強豪が初の全国の頂点を目指す。
■岐阜県 帝京大可児(2年連続3回目)
岐阜県代表は2年連続3回目の全国となる帝京大可児。昨年の全国総体で8強入りした帝京大可児は愛知県大会決勝で中京高と対戦し、0対0から迎えたPK戦を5対4で競り勝って優勝を決めた。全4試合で無失点と堅守を誇った岐阜県代表は、全国の舞台で昨年の成績を上回り、その先に待ち構える頂点を目指す。
■三重県 海星(4年ぶり3回目)
三重県代表は4年ぶり3回目の出場となる三重海星。昨年度の選手権では4強入りし、総体では過去に2度の全国制覇を成し遂げるなど絶対王者として君臨する四日市中央工との決勝では0対0から迎えたPK戦の末、3対2で勝利し全国の切符を掴んだ。強豪撃破で勢いに乗る三重海星は全国の舞台でも輝くことができるのか。