全国を目指す本庄第一サッカー部員

――金古監督の経歴は知っている?高校時代はあの東福岡でプレーして、史上初の高校3冠を達成していて、選手権の得点王にも輝いているんだよ。高校サッカーの酸いも甘いも知っているからね、監督にうってつけだよね! 大山前監督も、今コーチで一緒にやってくれているし、いいね。ところで、今、部員は何人くらいいるの?
大木「90人くらいですね。チームの雰囲気は悪くはないんですけど、もうちょっとピリッとするように、ここにいるメンバーで引っ張っていきたいですね。」――おお、キャプテンらしいね!

本庄第一ならではの練習ってある?
大木「土手があるんですけど、その土手沿いを走るっていうくらいですかね。6キロくらいあります。深谷の方にもたまに行くことがあるんですけどそっちは10キロですね。」

――10キロ走か。タイム付き?きつそうだね。
安藤「そうですね、やっぱり10キロの時はキツいですね」

――さて、次はインターハイ予選です。今年のチームはどんなサッカーを目指しますか?
大木「なんでも出来るチームにしたいですね。」

――なるほど、状況に応じてショートパスもロングパスも、足元も裏も、と!大会に向けて雰囲気はどうですか?ピリッとしないなんて言っていましたけど。
塩野「やる時はやりますね。」

髙坂「負けたくない気持ちはみんな強いです。」

――埼玉は激戦区だからね。さて、今年の目標はどこにおいていますか?
大木「県大会優勝して、全国出場です。勿論、選手権も。」

――全国優勝じゃなくていい?
一同「(笑)」

塩野「まずは全国に行きたいです。」

――いままでの最高は準優勝だよね。あと一歩だけど、何が必要だと思いますか?
塩野「色々ありますけど、やっぱり決定力ですね。」

髙坂「あと、純粋に技術も足りない部分もあると思っています。それぞれがレベルアップしていかないと全国は狙えないかなと。」

大木「あとはやはり気持ちの部分ですね。メンタルを強くしていかないと上には行けないと思います。」

――でもここって、駅からバスが出ているとはいえ、結構みんな遠くから通学しているんでしょ?寮もないから大変だと思うんだけど、そうやって頑張っているのは凄いと思うよ。
大木「そうですね。その分、練習でどんどんチーム力を上げていって、強豪にも勝っていきたいです。」

さて、それでは最後、オレたちのここを見てくれ!というところで締めたいと思います。大木キャプテン、お願いします!
大木「関東大会の予選では負けてしまったので、それのリベンジも兼ねてインターハイ予選はまず選手権のシードを取れるようにベスト8を目指します。そこからまた一つ一つ勝っていって、全国の舞台で戦いたいです。」

――良いですね。小林君、こんな感じで大丈夫ですか?
小林「はい、大丈夫です!」

――ストライカーのお墨付きも出ました!ありがとうございました。インターハイ、選手権と頑張ってくださいね!

 全国を目指して奮闘する本庄第一サッカー部は先日行われた、インターハイ予選埼玉県大会1回戦では、南稜高校に4-2で勝利し、2回戦へと駒を進め、6月11日(土)に山村国際高校との試合を控えています。全国を目指し、ひたむきに頑張る本庄第一サッカー部の戦いぶりに注目です。本庄第一サッカー部のみなさん有難うございました。