東海大高輪台vs都立西より

■まさに“下剋上”波乱の1回戦
Aブロック東海大高輪台と都立西の一戦は東海大高輪台の優位が大方の予想とされる中、キックオフを迎えるも延長戦まで縺れた激戦を制したのは都立西。延長後半、西田将のゴールで2対1、金星を掴んだ。対して、総体では2次トーナメント(シード3チームを含むベスト11)まで進んだ東海大高輪台にとってはまさかの初戦敗退という屈辱を味わう結果となった。

Bブロック、日本学園帝京の一戦も大きな注目を集めた。通算35度目の全国を狙う強豪、帝京が2点のリードを奪うもその後日本学園が粘りを見せて追いつく展開。延長戦終えて2対2、互いに勝負を決めきれず迎えたPK戦の結果、5対4で日本学園が勝利を収めた。日本学園としてはこの勝利を機に快進撃に期待が膨らむ2回戦進出。一方、久々の全国を目指した帝京は総体に続いて早期での敗退。今大会で期した“名門復活”とはならなかった。

■ピックアップ・ベストゲーム
【Bブロック1回戦】 多摩大目黒対都立東久留米総合T2リーグで熾烈な優勝争いを繰り広げ、凌ぎを削る両チームが顔を合わせた対戦。先月末のリーグ戦では多摩大目黒が1対0で勝利、迎えたこの日も先制したのは多摩大目黒だった。前半36分、堀越大蔵のゴールで先手を奪う。しかしこのまま引き下がるわけにはいかない都立東久留米総合も後半15分、大畑和樹のゴールで意地の同点。勝負の行方は延長戦に委ねられる。まさに“死闘”。両者のプライドが激しくぶつかり合う好ゲームにけりをつけたのは都立東久留米総合だった。延長前半7分、永井恒輝が値千金の逆転ゴール。2対1で多摩大目黒を下した都立東久留米総合が2回戦へと駒を進めている。

尚、続く2回戦は10月4日、5日に予定。駒沢第2球技場、駒沢補助競技場で全16試合が行われ、各ブロックベスト8が出揃う。

東京都大会2次予選Aブロック観戦記事
東京都大会2次予選Bブロック観戦記事


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