得点を決め喜ぶ堀越イレブン

■堀越対東農大一レポートはこちら!
 攻守において上回った堀越が大勝で決勝進出を決めた第二試合。結果的に5対1と大差が生まれた試合となったが前半は互いに持ち味をぶつけ合う好ゲームとなった。

 石上輝を中心にポゼッションを高めながらゴールに迫る堀越は序盤に2点のリードを奪い試合を優位に進めるが、速攻を軸にしながらも随所で華麗なパスワークを見せた東農大一も前半終了間際に1点を返して詰め寄る。そんな一進一退の攻防の中生まれた後半8分の堀越の3点目。これが勝負を一方的な展開に導くこととなったといえるだろう。完全に主導権を握った堀越はその後さらに2点を追加し22年ぶりの決勝進出を決めた。

勝利を収めた堀越の攻撃でポイントとなったのはセットプレー。この試合でも3つのゴールはセットプレーから結びついた。ゴールライン上に選手が並ぶ形を取り、そこに質の高いクロスを供給するCKは大きな武器。決勝でも確実に相手の脅威となりそうだ。

健闘を見せた東農大一は新たな目標へ!

 一方敗れはしたものの真夏に開幕した1次予選から6試合を戦い辿り着いた準決勝のピッチでベスト4に恥じない堂々たるプレーを見せた東農大一。西が丘でプレーするという目標を達成したチームは実績そして経験という大きな財産を手に、全国という新たな夢に向かって走り出す。

 都立三鷹中等教育学校堀越。決して高かったとは言い難い前評判を覆しこのAブロックを勝ち抜いてきた両者。ファイナリストが顔を合わせるのは15日、準決勝と同じ西が丘を舞台にいよいよ決戦の時を迎える。尚、決勝戦の展望については後日配信予定。

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