【関東】
 開幕戦で敗れはしたものの東福岡に立ち向かった都立三鷹中等教育学校の善戦から始まった関東勢の選手権は前橋育英の準優勝で幕を閉じた。各都道府県の勢力均衡が著しい中で4強のうち3チームが関東勢という結果になったことからも今大会のホットエリアはここ関東であったことは間違いない。初の決勝進出を果たした前橋育英はMF鈴木徳真、MF渡邊凌磨、GK吉田舜ら6人の優秀選手を中心に前評判通りの勝ち上がりを見せた。また、7年ぶりの日本一を目指した流通経済大柏前橋育英に惜敗し準決勝敗退となったがDF小川諒也、MF久保和己らを擁し4年ぶりに立った全国のピッチで躍動。優勝候補に挙げられた名門のプライドを十分に守ったと言えるだろう。

 そして最後に初の4強入りとなった日大藤沢桐光学園らを下し7年ぶりに激戦区神奈川を勝ち抜くとその快進撃は全国でも続いた。得点王に輝いたMF中村恒貴、FW田場ディエゴを軸に攻撃的サッカーを展開し、徳島市立高川学園開志学園JSC静岡学園を撃破。惜しくも準決勝で力尽きることとなったが全国の舞台で大きな存在感を放った。

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第一学院(茨城)
矢板中央(栃木)
流通経済大柏(千葉)
昌平(埼玉)
國學院久我山(東京)
都立三鷹(東京)
日大藤沢(神奈川)
前橋育英(群馬)
山梨学院(山梨)

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第93回全国高校サッカー選手権特集ページ

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