-名立たる観光地が多く並ぶ-
 続いてマルタ共和国が誇る最大のアピールポイント、老若男女問わず楽しむことができる観光名所に注目したい。街全体が世界文化遺産として登録されている首都「ヴァレッタ」には、「騎士団長の宮殿」や「聖ヨハネ大聖堂」などヨーロッパの歴史を肌で感じることができる建造物が多く並ぶ。また、地中海随一の良港、グランドハーバーを見下す展望デッキがある「アッパーバラッカガーデン」や透き通ったエメラルドグリーンの海を堪能できる「青の洞門」など島国であるからこそ味わえる絶景スポットも人気を博す。文化、そして自然の両面において一度は訪れてみたい名所が揃っていることもマルタ共和国の魅力である。

 -公用語は英語、そしてマルタ語の2つ-
 地中海で唯一の英語圏であるマルタ共和国は、かつての植民地支配による影響で各時代によって公用語が変化してきたが、現在では一般的に英語、そしてマルタ語の2つが使用されている。また、イタリアによって植民地支配が行われていた名残りは今も根強く、イタリア語を話す人の割合も依然高い水準を保っている。海外におけるサッカー挑戦において大きな障壁となることもある言語であるが、英語が多く使用されているという状況は、幼少期から一定の英語教育を施されている日本人にとってプラスに作用するだろう。

 -マルタサッカーは発展の一途を辿る- 
 まだまだ発展途上のマルタサッカー。国内には全12チームによって争われるトップディビジョン、「マルタ・プレミアリーグ」があるがその知名度は低い。また、代表チームも多数の強豪国が凌ぎを削るヨーロッパにおいて苦戦を強いられている状況が続く。1993年には、1994年FIFAワールドカップ欧州予選のエストニア戦でFIFAワールドカップ予選の初勝利を飾り歴史を塗り替えるも、いまだにFIFAワールドカップ、UEFA欧州選手権ともに本大会の出場経験はなし。育成年代の底上げから、プロチームのレベルアップなど抱えている課題は多い。

 そんな中、マルタには清田純基(San Gwann FC マルタ2部)、田中薫平 (Zeijtun Corinthians FC マルタ3部)等活躍する日本人選手もおり、ヨーロッパでのステップアップを目指す挑戦の場となっている。

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■マルタ共和国豆知識
人口約42万人
首都はバレッタ
2004年5月よりEU加盟国。