今年も‘‘カンイチ旋風‘‘を巻き起こせるか

 高校生の真夏の祭典、平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」サッカー競技が7月27日に開幕を迎える。関東代表は前回大会準優勝の市立船橋(千葉2)や同4強の関東一(東京1)らが名を連ねる。

 昨年度の選手権全国準優勝の國學院久我山、今年度の関東大会優勝校の駒澤大学高等学校など強豪校がひしめく東京予選を勝ち抜き代表権を獲得したのは関東一(東京1)と東海大高輪台(東京2)の2校。前回大会で‘‘カンイチ旋風‘‘を巻き起こした関東一は2回戦からの登場となり、前回大会準決勝で敗れた市立船橋(千葉1)と秋田商(秋田)の勝者と激突する。2位代表の東海大高輪台日章学園(宮崎)と対戦する。

 昨年の全国総体出場校の西武台西武文理が早期敗退となった埼玉予選を勝ち抜いたのは共に全国総体初出場となる昌平(埼玉1)と聖望学園(埼玉2)。聖望学園との決勝での打ち合いを制し1位代表となった昌平は初戦で中津東(大分)と対戦。初戦を突破すれば大会3連覇を狙う東福岡(福岡)と激突する。埼玉予選準優勝の聖望学園プリンスリーグ四国を2連覇中の徳島市立(徳島)と激突する。

 激戦区の神奈川は準決勝で前回大会出場校の強豪・桐光学園を下した横浜創英(神奈川1)と慶應義塾(神奈川2)が出場権を獲得した。横浜創英は初戦で那覇西(沖縄)と、初出場となる慶應義塾はプリンスリーグ東北所属の盛岡商(岩手)との一戦。

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