2016年高校サッカーインターハイ(総体):関東一(東京1)チームデータ

準決勝で駒澤大高を下し全国総体出場を決めた関東一

■年、回数2年連続3回目
■決勝:vs 東海大高輪2-1
■結果:全5試合17得点2失点
■総体における最高成績:4強(2015年)
■監督:小野貴裕監督
■創部:1982年
■部員数:93人
■主なOB:渋谷飛翔(横浜FC)、角口大征(水戸ホーリーホック)

 前回大会は3回戦では優勝候補だった一美和成(現ガンバ大阪)を擁する大津(熊本)を主将、MF鈴木隼平のハットトリックの活躍で4-1で撃破し、8強入りを決めると続く準々決勝でも広島皆実(広島)を下し準決勝進出。決勝進出を懸けた準決勝(レポート)市立船橋に敗れるも見事に全国4強入りを果たした。そして迎えた今予選。昨年度の選手権全国準優勝の國學院久我山、同8強で今年度の関東大会優勝校の駒澤大学高等学校など強豪校がひしめく東京予選を勝ち抜き今夏も第1代表を手にした関東一。今年も10番を背負い全国総体に臨むFW冨山大輔、同じく2年連続の夏の舞台となるDF鈴木友也らを軸に前回大会越えを狙いたい。

2年連続で全国総体に臨むDF鈴木友也(関東一)

 激戦区の東京を勝ち抜いたキーマンは、DFの鈴木友也、MF石井賢哉、FW冨山大輔のセンターラインの3人。また右サイドの新藤貴輝のスピードを活かした突破と決定力にも注目。
 DFの鈴木はディフェンスリーダーとして声でチームに指示を与え、鼓舞する役割を担う。石井はDFラインからボールを受け取り、サイドの新藤貴輝、林健太、キープレーヤーの冨山とのつなぎ役を果たす。また守備時にも献身的に動き回り、危険なゾーンへのカバーや、球際の強さを発揮し、攻守両面でのキーマンとして中盤を牽引する。

【次のページ】 キープレイヤーの冨山は、常に攻撃の際彼が起点になる

▽2016年高校サッカーインターハイ特設サイト
2016年高校サッカーインターハイ特設サイト