全国総体優勝で優勝候補と目されていたJ内定の3選手、DF杉岡大暉、原輝綺、MF高宇洋らを擁する市立船橋は前橋育英にPK戦の末に敗れ無失点ながら全国の舞台を去った。東京勢は初出場の関東一（東京B)が開幕戦（レポート）で野洲（滋賀）を下すも2回戦（レポート）の関東勢対決で正智深谷に敗れ2回戦敗退。一方、昨年度の選手権全国8強の駒澤大学高等学校は2年連続での8強入りを果たすも4強入りをかけた準々決勝では佐野日大に逆転負けを喫し初の4強進出をあと一歩のところで逃した。

　さらに、山梨学院高等学校は負傷欠場の2年生エースFW加藤拓己を全員でカバーするも3回戦で駒澤大学高等学校に敗れ8強入りとはならなかった。

▽第95回全国高校サッカー選手権結果
鹿島学園（茨城）・・・2回戦
佐野日大（栃木）・・・4強
前橋育英（群馬）・・・準優勝
正智深谷（埼玉）・・・8強
市立船橋（千葉）・・・2回戦
駒澤大学高等学校（東京A）・・・8強
関東一（東京B）・・・2回戦
※大会後の抽選により、東京Aが駒澤大学高等学校、東京Bが関東一へ　
桐光学園（神奈川）・・・1回戦
山梨学院高等学校（山梨）・・・3回戦