MF森悠真(写真=河野正)

――浦和高校サッカー部は偉大な先人が大勢います。伝統校の一員としての責任感は強いですか?

 100年も続く古豪ですからね、強く感じます。それはプライドでもあるし、プレッシャーに感じることも少なからずありますが、伝統校のキャプテンを務めさせてもらっていますから、100パーセント全力でやり切らないといけないという自覚を持って取り組んでいます。

――全国高校選手権予選だと、最後のベスト8が2001年で、ベスト4となると準優勝した1985年までさかのぼります。そろそろ結果を出したいですね。

 当然、そういう責任感と義務感を背負いながらやっています。通常練習に加えウエートトレーニングなどもこなしていかないと勝てないので、そういう地道なところからやっていって勝てるチームに絶対したいです。今年の選手権予選では、先輩が達成できなかったベスト8に入れるよう頑張りたいと思います。

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