3月2日(金)、東京都文京区文化シャッターBXホールにて関東サッカーリーグ1部に所属する東京ユナイテッドFC、東京都女子サッカーリーグ2部に所属する文京LBレディースが2018年度新体制発表会を行った。

以下監督インタビュー・選手コメント。

共同代表/監督 福田雅
―今季関東1部で1.2を争う戦力の充実度の東京ユナイテッドFCですが、新チーム始動から約1ヶ月での感触、手応え、目指すサッカースタイルのイメージなどがあれば聞かせてください。
サッカーは相手との力関係もありますのでまだ分からない部分が多いです。チームのスタイルというよりは、その時ピッチに立つ選手の特徴が最大限活きるサッカーが出来るのが一番だと考えています。様々なバックグラウンドの選手が集まるなか、私自身選手と一人ひとり面談し私がやりたいこと、どんなクラブを作りたいかを理解してもらったうえでこのクラブにフィットするだろうと確信し入団して頂いているので、そこは予想通り、上手く融合というか、一緒にクラブを作り上げていくベースはこの1ヶ月で出来たかなと感じています。その中で、互いに互いの特徴を知りながら形(スタイル)は出来上がっていくだろうなという手応えはあります。

―チームの強み、ストロングポイントはなんですか?
とにかくハードワークですね。ピッチで走り回るという意味ではなく、サッカーに注ぐ時間と情熱の量、そういうものはどのチームよりも多く、それが観る者にも伝わるチームでありたいと思います。サッカーと真剣に向き合えない、人生と真剣に向き合えない奴はピッチでもハードワークできないと思っていますし、そういう意味ではサッカーと真摯に向き合えるメンバーが集まっているので、観る者を惹きつける集団になりつつあるかなと感じています。

―最後に、改めてチームの目標、抱負をお願いします。
JFL昇格です。私はそのために大きく舵を切ったつもりです。そうはいっても綺麗事じゃないですけど、一人ひとりのサッカー人生が充実してくれること、かつ東京ユナイテッドFCが一人ひとりの人生最高のチームになって欲しいという思いは強くあります、裏の目標としてですが(笑)その為に俺は何が出来るんだろうというか、彼らに技術や戦術を教えるというよりは彼らがこのチームでプレーして幸せだと思えるにはどうすればいいのか、私が考えるのはその点ですかね。

キャプテン/黄 大城
「まずはチームとしてJFLに昇格するというのは大前提の目標ではあります。キャプテンという立場としては、プロ選手とサラリーマン選手の橋渡しとして、変革をみせるチームが良い方向に進むよう役割を果たすこと、後はチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」

GK杉山哲
「今年一年に関してはJFL昇格という大きな目標をチーム全員で達成することが一番だと思うし、その中で自分に求められる役割を果たして行きたいと思います」

MF保坂一成
「何としてもJFLに昇格する。その一点だけを意識してやっていきたいです。点をたくさん取るなど目立つプレイヤーではないですが、チームが上手く回るようバランスを取れれば、そこは意識してやっていきたいです」

MF能登正人
「昨シーズンまで海外でプレーし日本では久々のプレーですが、チームがJFL昇格を目指すタイミングというのもあるので、何かクラブの歴史に残るようなことを一つ出来るチャンスというのはサッカー選手としても光栄だと思いますし、選手としてキャリアを終えた後のことも視野に入れながら自分に必要なことを毎日考えながら過ごしていきたいと思います。僕自身JFL昇格の為に呼ばれたと思っているので、その目標に向かってチーム一丸となって、チームが苦しいときに自分が点を取ったり活躍できるように頑張りたいと思います」

FW永里源気
「チームの目標であるJFL昇格を成し遂げなければいけないというのと、昇格した時に僕が加入して良かったなと、チーム・サポーター・スポンサー様・チームに関わる皆さまに思っていただけるようなプレーを一年間通してすることが最低限の義務だと思っているので、一年間通してやり遂げたいと思います」

FW佐々木竜太
「自分がたくさん点を取ることが全てというよりは、チームが上手く機能する為にその時必要な役割を担えればと思います。たくさんの応援、よろしくお願いします」