1対1や球際の強さが際立つ横浜FCユースDFヴァンイヤーデン ショーン

 後半はボールを持ってつなぎ、攻め込む回数も増えたが「崩しの部分は結構できていたんですけれども、フィニッシュの精度だったり、練習がまだまだ足りないということは自分たちもわかっていました。練習でできないことは試合でもできないので、フィニッシュの部分にはもっとこだわって、練習でも重点的にやっていきたいです」と明かす。

 セットプレーはチームの武器の1つ。その中でも中心を担うが「相手は自分に枚数を置いてくることが多いですが、自分がそのマークをもらっている分、池谷選手のマークが甘くなるので。“どっちもマークつかなきゃいけないんだぞ”という感じです」と厳しいマークも受け入れる。

 憧れている選手はファン・ダイクやセルヒオ・ラモス。とくにセルヒオ・ラモスは「サッカー選手の中でもいちばんと言ってもいいくらい、闘争心を感じる選手。そこを目指して頑張っています。自分のストロングも闘争心だったり、1対1や球際の強さ。チームを引っ張る力だったり、そういう部分は心がけています」と話す。

 この日の勝利でチームは4勝4敗3分とリーグ戦での星を五分に戻したが「チームの目標は1年を通して勝点30以上で、3位以内。前半戦を終わってまず勝点15を取れたことはポジティブに捉えて、後半戦はもっと上位に食い込めるように勝点を積み上げていきたいです」と目標を語った。

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST
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