また夏場の戦いにおける対策にも余念がない。今大会は北海道開催とはいえ、日中は35度近くになる日もあり、引水タイムやクーリングブレイクを前半と後半の途中に挟みながら進められる。「夏場のゲームはバスケットの試合みたいですよね。第4クォーターに分かれていますから。そういうブレイクタイムを挟みながらどう戦うかはずっとやってきました」と山田監督は、いかに集中力を維持するかを選手たちに落とし込んできたことを明かした。

 経験豊富な名将は、3度目の夏の日本一に導けるか。前橋育英の初戦は30日、カムイの杜公園多目的運動広場Aにて9時半に行われる。

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)