10月29日、第95回全国高校サッカー選手権大会を懸けた埼玉予選の決勝トーナメント3回戦が各会場で行われ、今夏の全国総体出場校の昌平、聖望学園らが登場し8強が決定した。

　今夏の全国総体4強でJ内定の針谷岳晃、松本泰志を擁する昌平は埼玉栄と対戦し本間椋、松本泰志らのゴールによって3-0で勝利。昌平は次戦で大宮東を下した武南と対戦する。聖望学園は越谷西と対戦し0-0で突入したPK戦を制し8強入りを決めた。前回大会準優勝の西武台は今夏の総体予選準決勝では勝利したものの4月の関東大会予選でPK戦の末に敗れた今夏の総体予選4強の狭山ヶ丘と激突し2-1で勝利した。

　また、昨年度の全国高校サッカー選手権大会出場の正智深谷は武蔵越生を1-0で退け準々決勝進出。市立浦和を下した県立浦和と浦和南の一戦は高窪健人の決勝ゴールによって2-1で浦和南が勝利した。埼玉平成は大河原雄一郎と大島 龍斗のゴールにより2-0で国際学院に勝利し次戦で西武台と戦う。さらに、大宮南は浦和北に勝利し8強入りを決めた。