日本は苦しい前半を過ごす。45分を通じたシュート数は3対8。ボールを保持する時間が長かったのはどちらかと言えば日本だったが、鋭いカウンターを何度も受け、セットプレーからもゴールに迫られた。

 2分にファーストシュートを浴びると、22分にはモイセス・カイセド、ピエロ・インカピェ、ロマーリオ・イバーラに立て続けにゴールを脅かされる。さらに37分にはホセ・シフエンテスに鋭いシュートを放たれ、43分にはカイセドにポスト直撃のシュートを許した。

 それでもGKシュミットのセーブなどで難を逃れたが、一方で日本も逸機が目立つ。35分の三笘のパスは古橋には合わず、敵陣ペナルティエリア内で相手のパスミスを奪った古橋が左足で狙った40分のシーンも、相手GKに阻止された。

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▽2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合
2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合