U-18Jリーグ選抜のチャンスが増え始めた同26分、日本高校サッカー選抜がスコアを動かす。中央14番MF田部井涼(前橋育英)から右に流れた10番FW飯島陸(前橋育英)へダイアゴナルパス、腰を捻ってマイナスに上げたグラウンダーのクロスに18番MF井上怜(市立船橋)が走り込み得意の左足でゴール突き刺し先制ゴール、1-0と日本高校サッカー選抜がリードする。先制ゴールで硬さが取れた日本高校サッカー選抜は、徐々にボール支配率も上げていく。同36分、ロングスローを11番FW町野修斗(履正社<横浜FM>)がすらすと中央で受けた高校サッカー選手権得点王の10番FW飯島陸(前橋育英)がワントラップから上手くシュートを放ち左隅へ決めて、2-0とリードを広げる。その後U-18Jリーグ選抜はなかなかシュートチャンスを作ることが出来ず、2-0で日本高校サッカー選抜がリードのまま前半を終える。

 後半立ち上がりからU-18Jリーグ選抜は、18番GK大内一生(横浜FCユース)に代えて1番GK梅田透吾(清水エスパルスユース)を、3番DF尾崎優樹(京都サンガF.C.U-18)に代えて16番MF上月壮一郎(京都サンガF.C.U-18)を、13番MF岩本翔(ガンバ大阪ユース)に代えて10番FW棚橋尭士(横浜F・マリノスユース)を投入。それに伴い12番MF桂陸人が右サイドバックへポジションを変え、11番FW宮代大聖(川崎フロンターレU-18)と10番FW棚橋尭士(横浜F・マリノスユース)のツートップへフォーメーションを変更。

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