途中出場で逆転ゴールを決めた流通経済大柏DF2田中ショーン涼太

　しかし前半43分、柏レイソルU-18が再びリードを奪う。FW19吉原楓人がバイタルエリアでボールを持つと相手との駆け引きを制してシュート。これがサイドネットに決まって、柏レイソルU-18が2-1で前半を終えた。

　後半が始まると、序盤はお互いに攻め合う展開。すると後半12分、流通経済大柏にビッグチャンスが到来。FW30葛西亮太がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得する。しかしこの絶好のチャンスは、相手GK1ハーパータイガオリバーのビッグセーブに阻まれた。

　それでも後半17分、流通経済大柏はFW16柚木創の得点でゲームを振り出しに。さらにこの同点ゴールで勢いづくと徐々に流れを掌握していき、10分後の後半27分には途中出場のDF2田中ショーン涼太が加点して逆転に成功する。

　そして後半48分には、またも獲得したPKをMF6中田旭が冷静に決めて4点目。一進一退のハードな攻防は、2度リードを許しながらも、それをはね返した流通経済大柏が4-2で逆転勝利。勝ち点を12に伸ばし、5位に浮上した。