FW米谷壮史は今季10得点目を決めた(写真=AOMORI GOAL)

 後半も青森山田の勢いは止まらず、後半開始間もない50分には、MF14杉本英誉のCKから、最後はDF6菅澤凱が押し込み4-0。しかし75分、このままでは終われない昌平はDF4佐怒賀大門のゴールで1点を返す。それでも試合終盤の86分にはMF8川原良介のドリブルから、MF7谷川勇獅の今季初ゴールで5-1と突き放し、青森山田がホームで勝利した。

 勝点3を追加した青森山田は首位をキープ。この日16時キックオフの試合で引き分けた、2位・川崎フロンターレU-18(神奈川)との勝点差は4に広がった。昌平は勝点11のまま、9位に順位を落とした。

 青森山田の正木昌宣監督は、「前半から良い守備ができていて、意図する形で点も取れたので、前半は本当に良かったなという気はします。ただ、後半の失点が。6試合失点が続いていたので、失点0でいきたいというところがあったのですけれども、最後に失点してしまった。そこは次に向けて改善しなければいけないなとは考えています」と、大勝に満足することなく1失点を課題に挙げた。

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