聖和学園はボランチとして全国選手権に先発したMF方城陸斗(3年)をはじめ、全国選手権に途中出場したMF伊波渉(3年)が先発に名を連ね、同じく全国選手権に交代出場したMF丹野ヴィンセント合喜(3年)も後半からピッチに立ち、いずれも非凡な才能を見せつけた。

 聖和学園と言えばドリブル主体の攻撃に定評があり、この試合でも随所に軽やかなドルブルを披露した。前半はそれほど多くの得点チャンスをつくれなかったが、24分にMF遠藤颯也(3年)が中央から突破して強烈なシュートを放ったが、全国高校選手権のレギュラーGK平岡倖輝(2年)の好守に阻まれた。

 後半開始から7人を入れ替えた聖和学園は11分、MF天野浬玖(2年)がゴール正面から好シュートを打ったものの、わずかに枠を捕らえ切れなかった。それでも20分、MF鈴木優也(2年)が右サイドから運んで名手の平岡が届かない逆サイドに蹴り込み、決勝点とした。

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▽第42回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
第42回浦和カップ高校サッカーフェスティバル