それでも東山に焦りはなかった。その後も敵陣深くにボールを送り込み、セットプレーを誘発しながら立正大淞南ゴールを脅かす。すると20分にMF8沖村大也(2年)が蹴った右CKからFW9宇野隼生(3年)がニアで頭で合わせて同点に。

 さらに33分には、FW11松下凌大(3年)がペナルティエリアで倒されて獲得したPKを、松下自らがゴール左に決めて逆転に成功。1点リードで試合を折り返した。

 後半も流れは大きく変わらなかったが、それでも立正大淞南の鋭い攻撃には戸惑う場面も少なからず見受けられた。すると59分には右CKの流れからDF6植田琉生(3年)にシュートを叩き込まれて同点とされる。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)