明秀日立はDF飯田朝陽らを中心とした粘り強さが光る(写真=多田哲平)

 そして後半に入ると徐々に明秀日立が押し込む時間帯が増加。50分にはFW9熊﨑瑛太(3年)に代えてFW10根岸隼(3年)を、FW16柴田健成(2年)に代えてMF17竹花龍生(2年)を投入し、攻撃のリズムに変化を加えた。

 すると59分にこの交代策が的中。根岸のパスに合わせて敵陣ペナルティエリア左に抜け出した竹花がゴール右を撃ち抜き、値千金の先制ゴールを奪取。その後は相手に決定機を作らせずに逃げ切り1-0で勝利。ベスト4進出を決めた。

 際立つのは終盤の勝負強さ。静岡学園との1回戦は70+1分の根岸による勝ち越し弾で、関大一との2回戦では64分の飯田のゴールと70分のMF7吉田裕哉(3年)の得点で勝ち切った。青森山田との3回戦では70+3分にまたも根岸の劇的な決勝点が生まれている。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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