実践学園のDF鈴木嘉人は攻守で存在感を発揮した(写真=矢島公彦)

 そのまま最後まで守備の強度を落とすことなく1-0の完封勝利。山本健二監督は「立ち上がりからペースを握るために守備をしっかり徹底しようと入った。ロングボールを蹴ってきても、ゴール前でミートされてもセカンドボールを拾おうと。その成果がちょっとは出たのかな。彼らは全員で頑張って守れるチームなんです」と選手の粘り強さを称えた。

 昨冬の選手権に続く全国大会への出場権獲得だ。山本監督は「東京代表としてしっかり戦いたい。昨年は帝京が準優勝なので準優勝が取れるように、1個1個勝ち上がっていきたい」と意気込んだ。

 なお翌18日の決勝では國學院久我山と本大会のシード権とタイトルをかけて対決する。

 一方で敗れた実践学園は2大会ぶり5回目のインターハイ出場とはならなかったものの、クオリティの高い攻撃を垣間見せた。FW9小嵐理翔(3年)は鋭い抜け出しを見せ、セットプレーではDF10鈴木嘉人(3年)がターゲットとなり相手に脅威を与えた。またGK1宮崎幹広(3年)も1対1を阻止する好セーブを見せた。

(文=多田哲平、写真=矢島公彦)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選