相洋 vs 桐光学園 (写真＝佐藤亮太)

　ただし、それだけに要求は高い。今回のプレーについて鈴木監督は、MF松田を50点と評価。MF齋藤に至っては「前半、芝の下にいた」と45点となんとも厳しい採点を下した。

　それも「(ふたりは)もっと期待できるし、もっとやれる」という期待の裏返しに他ならない。

　全国制覇を果たした2019年大会以来のインターハイに向け、「いろんなところから点が取れるような攻撃をしているので、その精度をもっとあげたい。そうめったに開催地の北海道には行けないので1日でも長くジンギスカンを食べられるようにしたい」と抱負を語った鈴木監督。

　チームの躍進とともにMF松田悠世、MF齋藤俊輔、秘蔵っ子のふたりが全国で名を馳せるか。

(文・写真＝佐藤亮太)