2G1Aの活躍をみせた清水桜が丘MF7相川郁也(写真=会田健司)

 これでまた2点差とされた帝京大可児も諦めない。45分にはCKから加藤が決定機を迎えるなど攻勢を強めると、65分に途中出場のMF9明石望来がゴールを決め1点差に詰め寄る。

 帝京大可児は細かいパスを繋ぎながら後ろから次々とボールホルダーを追い越し分厚い攻撃をみせる。しかし、帝京大可児があと一点を奪えないまま試合はアディショナルタイムに突入。すると清水桜が丘はFW18竹澤正悟が単独で突破し、切り込んでシュートを突き刺しダメ押しの4点目。

 粘る帝京大可児を振り切った清水桜が丘が4-2で勝利。清水桜が丘は18日に行われる準決勝で四日市中央工(三重2)と対戦する。

(文・写真=会田健司)

▽令和5年度東海高校サッカー大会
令和5年度東海高校サッカー大会