2ゴールを決めたFC東京U-18のFW山口太陽(写真=志水麗鑑)

 勢いが増すFC東京U-18が畳みかける。53分、左サイドからドリブルで持ち運んだMF佐藤がカットインから強烈なシュートを打つと、相手GKが弾いたこぼれ球をFW9山口太陽(2年)が押し込み、逆転に成功した。

 さらにFC東京U-18は59分、ハイプレスでボールを奪い、敵陣でのショートカウンターからFW山口がフィニッシュに持ち込む。強烈なシュートで2ゴール目を決めた。

 68分にはDF24金子俊輔(2年)も得点を決め、後半アディショナルタイムに失点したが4-2と突き放したFC東京U-18が清水ユースに快勝。特に後半の猛攻は凄まじく、相手を圧倒していた。

 勝利したFC東京U-18の奥原崇監督は試合後、4ゴールを奪った後半について「ハーフタイムには『喋れ』と。会話が滞っていたところを修正しました」とコメント。さらに「最後まで謙虚さを失わず、今までどおり戦いたい」と、ガンバ大阪ユースとの決勝戦に向けて意気込んだ。

(文・写真=志水麗鑑)

▽第47回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
第47回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会