東京成徳大高のGK柳生遥都が止めて決着(写真=多田哲平)

 それでも都立葛飾野の集中した守備をなかなか崩せず、74分のMF原の渾身のFKも相手GK1金子圭吾(3年)に止められた。

 結局前後半の80分でも延長戦の追加20分でも決定打を生むことができず、試合はPK戦へともつれた。

 そしてPK戦も壮絶な展開となる。GK1柳生遥都(3年)が1本を止めて迎えた5人目、決めれば勝ちの状況だったが、東京成徳大高のキックは相手GK12加藤丈太郎(3年)に止められた。

 今度は逆に6人目が失敗して、決められたら負けのピンチとなるが、相手の失敗により九死に一生を得た。決着がついたのは8人目だった。先行の東京成徳大高が決めると、最後は都立葛飾野のキックをGK柳生が見事に防いだ。

 結果、東京成徳大高がトータル6-5でPK戦を制し、3回戦進出を決めた。15日の3回戦では堀越と対戦する。

 一方で都立葛飾野も惜しくも敗れたものの強度の高さを見せた。GK金子は延長後半の終盤に交代するまで好セーブを連発し、代わって入ったPKセーバーの加藤も2本連続で止めて見せ場を作った。またDF2佐藤晃紀(3年)、DF4齋藤理久(3年)、DF3内田蓮太郎(3年)、DF14伊藤大翔(3年)は固いブロックを構築。FW17鴨下力(3年)は前線を運動量豊富に動き回り最後までゴールを目指した。

(文・写真=多田哲平)

▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
第102回全国高校サッカー選手権東京予選