MF16右近歩武が先制ゴール

 それに対して帝京大可児はGK1竹内耕平を含めたビルドアップからサイドを使いゴールを目指していく。徐々に帝京大可児がDF5堀内祥暉、MF8吉兼伶真、MF2松井空音を起点に攻撃して時間が増えていくが、佐賀東は帝京大可児のテクニカルなプレイに対して粘り強く対応し、ボールを奪ったらディフェンス背後へのロングボールとビルドアップを試みながらFW21宮崎空夢、右サイドMF9宮川昇太を起点に攻撃していく。

 13分には佐賀東が右サイドのスローインからFW11最所大星からクロス上げそれを受けたMF16右近歩武がゴールを決め先制点を掴む。一方の帝京大可児は18分、中盤でボールを奪い前進していたFW10加藤隆成が受けてドリブルで突破し同点とする。

 拮抗した時間が続く中、34分には佐賀東は右CKのこぼれ玉をDF5江頭瀬南が奪い、左サイドからクロスを上げDF3甲斐桜助が頭で合わせ2-1とする。

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▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権