尚志MF大内完介(2年)はU-17日本高校選抜にも選出された。ドリブル突破で決定機をつくり、FKで1アシスト

 それでもU-17日本高校選抜に選出された大内と矢崎が共に得点に絡んだのは好材料だろう。特に大内は右サイドを果敢にドリブルで仕掛けて多くの決定機をつくり出し、プレースキックがアシストとなった。U-17日本高校選抜合宿については、「最初からやれると思っていて、平常心でできたので自信になりました」と大きな自信を得て帰って来たという。

 大内の尚志での背番号7は京都サンガF.C.に加入したMF安齋悠人が昨年つけていた背番号だ。安齋からは「自分も7をつけたかったです。7番をつけるからには、尚志の7番のスタイルであるドリブル突破をやりながら、もっとゴールを取れる選手になりたいです」とJリーガーとなった先輩を目標に成長を目指す。仲村監督は「U-17でできるのは分かったと言っているので、ここから経験をどうチームに伝えるかが大事」と、合宿での経験をチームに還元することを期待していた。

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▽第23回東北高等学校新人サッカー選手権大会
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