岡山学芸館、瀬戸内とのプリンス中国勢対決を制し中国新人戦V
岡山学芸館イレブン
第16回中国高校サッカー新人大会は17日、大会最終日を実施。決勝では瀬戸内(広島1)と岡山学芸館(岡山1)が対戦した。
前半1分に岡山学芸館の組み立てミスをFW16伊藤翔輝(2年)が奪って、瀬戸内が先制すると試合はここから目まぐるしく動く。開始早々から追い掛ける展開を強いられた岡山学芸館だが、選手に動揺した様子は見られない。「昨日もそうなのですが、先に先制点を決められる試合が多く、そこから取り返して勝ち上がってきたので、そこまで焦っていなかった」と振り返るのは大会直前にFWから右SBにコンバートされたDF岸昂希(1年)だ。
DF3栃尾優斗(2年)やMF7岡野錠司(2年)など中央の選手を中心にボールを動かしながら、直前に行なったスペイン遠征から取り組むSBが高い位置を取る攻撃的なスタイルが機能。前半20分にはMF5山田悠斗(1年)を入れて、トップ下だったMF11万代大和(1年)を右サイドに回す配置転換も機能し、サイドからの見せ場を増やしていく。
▽令和5年度中国高等学校サッカー選手権大会
令和5年度中国高等学校サッカー選手権大会