東京成徳大深谷 vs 佐賀商

 「選手自身が話し合う時間を作り、相手が変化してきた所とか、課題点を話させて修正をしました」(東京成徳大深谷の為谷洋介監督)。指揮官は「最後の方は押され気味だったけどチャンスはあるよ」と選手を鼓舞してピッチに送り出す。

 佐賀商は選手同士の距離を縮めて、後半もポゼッションを高めてショートパスとロングボールを織り交ぜながら前半の終盤同様にペースを握る。対する東京成徳大深谷は自分たちの形を作れずにいたが、耐える部分をしっかりとチーム全体で共有し、崩れることはなく、佐賀商に決定機を作らせない。そして51分に試合が動く。東京成徳大深谷はDF64山谷康太朗(新2年)の蹴ったCKにファーサイドから入ってきたMF27大森壮馬(新3年)が頭で合わせて先制に成功する。

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