帝京長岡 vs 神村学園

 攻撃の手を緩めない帝京長岡は33分。右サイドを抜け出した新納が中央に低クロスを配給。最後は安野が相手DFと競り合いながら右足を合わせ、スコアを3-0とした。安野は「相手の前にうまく入り込めた。ファウルを取られそうだったけど、PKでの得点は嫌だったので踏ん張った。気持ちで押し込んだ」と振り返る。1点を返したい神村学園は45+1分。MF名和田我空(3年)がゴール前で粘り、こぼれ球をFW東若泰雅(2年)が左足で狙うもゴールを大きく外す。

 防戦一方の神村学園は後半開始からケガ明けのFW金城蓮央(3年)を投入。徐々に攻撃にリズムが生まれると、55分にMF松下永遠(3年)がミドルシュート。64分にはドリブルで右サイドを切り裂いたFW日高元(2年)の低クロスに金城がフリーで走り込むも、飛び出した帝京長岡GK小林脩晃(3年)にシュートチャンスを与えられず絶好機を逃す。

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