大手前高松イレブン

 後半に入ってからはゴールを欲して攻め急いだことが仇となり、寒川にカウンターを仕掛けられる場面が増え始める。「後半は縦パスを入れて、そこからスイッチを入れようと意識していた。縦パスが入ったらまずは仕掛ける、ゴールに向かう。ゴールを第一に考え、そこからサイドを上手く使って攻撃しようと思っていた」。そう話すのはMF26伊藤瑛規(3年)だ。

 後半26分には左を抜けたMF33田北海翔(3年)がゴール前にマイナスのボールを送り、FW55冨澤快斗(3年)が合わせたが、シュートはGKの正面。30分には中盤で奪った田北が右を突破し、中に入れたパスを伊藤が狙ったが、シュートは枠をとらえることができない。42分にはMF5廣畑寛汰(3年)がPA前で倒され得たFKも得点には繋がらず、無得点のまま試合を終えた。

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