後半に入り追いつきたい横河武蔵野ＦＣユースは攻勢に出る。前半から度々國學院久我山ゴールに襲い掛かる10番見木友哉、太田らを起点にボールを回し、同点を狙うがなかなかゴールをこじ開けられず。1点リードの國學院久我山が形成するブロックに苦労すると、國學院久我山10番安藤謙生を起点としたカウンター攻撃にも脅かされる展開。

　拮抗した状況が続いた試合が動いたのは試合終了が近づいてきた80分。國學院久我山は敵陣右サイドで得たFKをゴール前に放り込むと、相手DFがクリアーしたこぼれ球を多嶋田雅司がシュート。交代で入ったばかりの多嶋田が鮮やかなループシュートを叩き込み追加点。スコアを2対0とし、横河武蔵野ＦＣユースを引き離した。

　結局このまま試合は終了。セットプレーから2得点を奪い、DF陣の踏ん張りが効いた國學院久我山が勝利。安定した戦いで横河武蔵野ＦＣユースの連勝を止める勝ち点3を獲得した。

　一方、敗れた横河武蔵野ＦＣユースは今季初黒星。迫力ある攻撃で何度もチャンスを作り出すも得点に結びつけられず開幕からの連勝は5でストップとなった。

▽2015年シーズン日程・結果
2015年　東京T1リーグ

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