2月19日、T2リーグ第2節大成都立三鷹中等教育学校の一戦が駒沢補助競技場で行われた。

都立駒場と対戦した開幕戦をスコアレスドローで終え勝ち点1を獲得した大成と、東海大高輪台に大敗を喫した初戦からの立て直しを図る都立三鷹中等教育学校。共にこの試合で今シーズン初勝利を狙う。

 試合は序盤からお互いにチャンスを作れない拮抗した展開が続いていたが、前半27分いよいよ均衡が破れる。大成9番・林悠太が放ったセンターサークル付近からの意表をついたミドルシュートは前に出ていたGKの頭上を越えゴールに吸い込まれる。林のロングシュートで大成に今シーズン初ゴールが生まれ、先制に成功した。

先制してリズムが生まれた大成の攻撃は活性化。更に攻勢に出ると、続く前半37分、10番・濵川海人がスピードに乗ったドリブルでDFラインを抜け出し、冷静にゴール右隅に流し込んで追加点。大成が2点のリードを奪って前半を終えた。

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