試合風景

平松昇(左)が2発!清水ユースが桐光学園を下し8強

平松昇が2発!清水ユースが桐光学園を下し8強

 第4回和倉ユース(U-18)サッカー大会は3日目、決勝トーナメント1回戦の清水エスパルスU-18対桐光学園の試合が能登島マリンパークにて行われた。

 試合は前半から清水エスパルスU-18がチャンスを作る。15分には清水エスパルスU-18の23番滝裕太が右サイドをワンツーで抜け出しシュート、これは桐光学園キーパーに弾かれる。21分にはペナルティエリア右側からのFKからゴール前の混戦でPKを獲得。これを清水エスパルスU-18の14番平松昇がきっちり決め先制点。

 しかし直後の26分桐光学園も積極的に前線からプレスをかけ中盤でカットし裏パスに抜けたところをペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これを桐光学園19番鳥海芳樹が1度はキーパーに弾かれるもヘッドで押込み同点に。

 後半は清水エスパルスU-18ペースで試合が進むが、後半11分には桐光学園がカウンターで右サイドからペナルティエリア手前の左サイドに展開、これを桐光学園8番の西川公基がディフェンスを交わしニアサイドに強烈なシュートを突き刺し逆転ゴール。

 しかし試合終盤に掛けて猛追していた清水エスパルスU-18の勢いが増す。左サイドの3番伊藤研太と23番滝裕太のハードワークでチャンスを多く作る。後半22分中央からのスルーパスに抜けた清水エスパルスU-18の23番滝裕太がシュート。流れるような展開で見事に追い付く。勢いにのる清水エスパルスU-18は続く23分にも味方シュートの跳ね返りを14番平松昇がこの試合2点目となるゴールで勝ち越しに成功する。結局、このまま3-2でクラブユース準優勝の清水エスパルスU-18が勝利し準々決勝へと駒を進めた。

(文・写真 編集部)