試合風景

惜しくも敗れたFC東京U-18

 後半開始早々に東京ヴェルディユースの松本幹太がスルーパスに抜け出し決定機を迎えるがGKのファインセーブで追加点を与えない。FC東京U-18は5分にシュートのこぼれ球を41番が無人のゴールに狙うが、これは戻ってきたDFが懸命にクリアし一進一退の攻防が続く。FC東京U-18は次々と交代カードを切り、勝ち越しを狙うが最後のところで体を張り続ける東京ヴェルディユースが得点を許さない。後半の序盤以降はFC東京U-18のペースで進むがスコアは動かぬままホイッスル。勝負はサドンデスでのPKに委ねられた。

 東京ヴェルディユースの1人目が成功するとFC東京U-18の1人目のキックをGKがセーブ。見応えある試合展開とは裏腹に勝負はあっけなく決着。初優勝を狙う東京ヴェルディユースが決勝戦への切符を掴みとった。

(文・写真 佐々木竜太)