先制点を奪い、勢いに乗ったジュビロ磐田U-18は積極的に攻撃を仕掛けていき、サイドからのパスをペナルティエリア前にいた7番金原颯がトラップしミドルシュート。これが見事に決まり追加点を奪取。一方、浦和レッドダイヤモンズユースは2失点後、落ち着いてボールを持ち始めチャンスを伺う。後半12分、DFからの縦パスに10番シマブクカズヨシが抜け出し更にDFの裏へパス、これを抜け出した16番二見健太がシュート、GKに阻まれるもこのこぼれ球を10番シマブクカズヨシが見逃さず落ち着いてゴールに流し込み1点を返す。

 その後は均衡し、どちらも早い展開でチャンスを作るも点には繋がらず。1点リードするジュビロ磐田U-18も大きくサイドを使いポゼッションをして、落ち着いてプレーをする。そして、試合終了。危なげなく勝利を収めたジュビロ磐田U-18が明日、プレミアリーグEAST所属で昨年度2冠の青森山田と準決勝で激突する。 

(文・写真 甲斐雅人)