後半立ち上がりからFC東京U-18が11番横山塁のミドルシュートなどで攻勢に出る。ガンバ大阪ユースも、前半インサイドハーフの25番岩本翔がボランチに入ると、前半ズレ気味だった中長距離のパスがフィットし始め、サイドからもチャンスが生まれ出す。クロスから4番岸田悠佑のシュートや25番岩本翔のスルーパスから32番大谷優斗のシュートなどFC東京U-18ゴールに迫るも決めきれない。FC東京U-18も22番今村涼一がキーパーと一対一を決めきれないなど、互いに決定機をものに出来ないまま試合は終盤へ。終盤は一点ビハインドのガンバ大阪ユースが怒涛の攻撃。FC東京U-18は全員が自陣に戻り猛攻を耐える。ガンバ大阪ユースの猛攻むなしく、試合はこのまま終了。

 完封したFC東京U-18が、決勝戦にコマを進めた。優勝に王手をかけたFC東京U-18は同日午後に行われる決勝ではプリンスリーグ東海で戦うジュビロ磐田U-18と対戦する。

 

(文・写真 甲斐雅人)