5月31日国立西が丘サッカー場にて関東大会準決勝が行われた。日も高くなった10時にキックオフ。両チームサイドから展開。スペースを作って走り込む西武台と、ドリブルで勝負をする帝京三。流れを作り始めた帝京三は11分、梅田至がグリーン左サイドを駆け上がり、ゴール前にクロス。塚越隆成がスペースへ落とし、上がってきた 鮫島龍が詰めてゴールを決め欲しかった先制点を挙げる。

 一方、先制を許した[team]西武台[ team]は得意のパス回しでペースを作り出す。14分には新行内一輝が中央PA外から豪快なシュートもGK正面。その後も西武台は同点を狙いにいくも、ゴールまで届かず前半が終了。

 1点を先制した帝京三は後半8分、パス回しで出来たスペースに走り込んだ小山駿が止められ、ゴールを直接狙える場所でFKを獲得。人数をかけてクロスをあげるが、詰めきれずに流れてしまう。西武台もペースを掴もうとするが、帝京三の球際の強さで中々掴めない。帝京三は突破したサイドから低いクロス、しかしこれは流れてしまう。そして、1対0で帝京三がリードで迎えた後半AT。西武台はゴール付近まで進み、ロングのスローイン。DFに阻まれるも、「最後は気持ち!」という声援の後押しの中、ゴール前混戦で小川匠が詰めてゴールネットを揺らし土壇場で西武台が同点に追いつき、試合を振出しに戻し延長戦へ。声援も大きくなる延長戦は互いに譲らず。球際の強さを活かし、ボールカットから前線まで攻め上がる帝京三。一方、西武台は守って、カウンターで一気に攻め込んでいくが両チーム追加点はなくPK戦へ。結局このPK戦をものにした西武台が決勝進出を決めた。

(取材・文=新井恵)