しかし、蓋を返せば“あと一歩”届かないもどかしい結果が続く。09年以来の優勝を目指した総体では準決勝で大津に競り負け4強で敗退すると、所属するプリンスリーグ関東では3位に終わりプレミアリーグ参入戦切符を逃した。そして迎えた選手権でも“あと一歩”のところで涙。トーナメント序盤は攻撃陣の不調が目立ちながらも京都橘、流通経済大柏らを倒し過去4度阻まれてきた鬼門の準決勝を突破。しかし、歴史を塗り替えて迎えた初のファイナルでは星稜の前に延長戦で力尽き準優勝で大会を終えた。
結果を振り返れば間違いなく誇れるだけの好成績が並ぶも届かなかった全国制覇の夢。すでに始動する新チームは、初めて辿り着いた選手権決勝という大舞台で得た大きな経験値と歴史を塗り替えた先輩たちの意志を胸に悲願の日本一へ走り出す。
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