大木 颯平選手

――普段の練習はどういったことをやっているの?
白倉:朝練が基本足元で、午後は対敵が多いですね。あとロンドとか、練習前にやっています。

――ロンド!
白倉:ポゼッションやって、3対3やって。あんまりシュート練習とかはしないですね。なのでちょっと得点力が(笑)

熊澤:シュート練習はしてほしいけど(小声)

白倉:グラウンドが小さいので・・・なかなか出来ないんです。

――そこはしょうがないね。都内の高校はね。では、目白研心ならではの練習は?
伊東:1-6-4-4です。

――なにそれ?みんなリアクションがすごいけど(笑)
伊東:普通のサッカーコートのタテを16秒で片道走って44秒で帰ってくるっていうのを何本もやるんですけど、できないとアゲインで。全員ができるまでやり続けるんです。

伊東 周哉選手

白倉:悪魔の数字です(笑)

大木:しかも、たまに1446もあります。

白倉:これは応用版で14秒で行って46秒で帰ってくるっていう。。。これまた悪魔の数字です。

――キツイねぇ。監督さんはどんな人?厳しい?
伊東:厳しいけど、優しくてユーモアもあっておもしろい監督です。

熊澤:人間性が豊かだと思います。

服部:熱心だからこそ、感情が表に出やすいこともあります。

伊東:・・・熱心すぎるくらいです。

熊澤 輝選手

――なんかあったの?
白倉:修学旅行での朝練があったんです・・・

伊東:あれは鬼だと思いました(笑)

熊澤:びっくりしましたね。

大木:まさか修学旅行で朝練!って。

白倉:修学旅行期間中、全ての日で走りました。

伊東:他の生徒たちはみんな朝からはしゃいでいるのにサッカー部だけがテンションが下がっているという。

服部:朝練のおかげで寝るのがすごく早かったです。

――(笑)他の高校に比べても監督さんは若いもんね。
熊澤:若いですね。まだプレーもできて本当に上手いです。

――いいよね、監督が上手で見せてくれるのは。コーチはOBの方?
白倉:キーパーを教えてくださっている宗像コーチは日本学園出身の方です。背の高い朝倉コーチは都立駒場高校出身です。

服部:全国大会に出場した時に都立駒場高校でプレーしていた方です。

白倉:あとはOBの方が来てくださいます。

 前編では選手自身のことの紹介と普段の練習や練習環境、そして監督さんについて紹介していただきました。みんな仲が良く、厳しい中にも楽しくサッカーをプレーしている雰囲気が伝わってきましたね。後編はそれぞれ各人に対して思っていることを存分に語ってもらい、最後にチームとしての目標も伺ってきましたので乞うご期待です!