日時:12月31日 12:05kick off
場所:味の素フィールド西が丘
-展望-
日本一の栄光を知る両名門にはかつて絶対的なエースが君臨した。09年度に県勢初の全国制覇を果たした山梨学院高等学校には加部未蘭(現福岡大)、そして10年度に日本一に登り詰めた滝川第二には“ダブルブルドーザー”と評されたFW樋口寛規(現FC岐阜)とFW浜口孝太(現青山学院大)の2人。全国制覇には欠かせない“点取り屋”は今大会を迎える両雄にも存在する。まずは堅守を誇る山梨学院高等学校において4-5-1の布陣のワントップを張る原拓人。長身を生かした高さとポストプレーは強烈な存在感を放つ。対する滝川第二のエースは松山大成。予選では4戦連続ゴールを記録するなど献身的なプレーからゴールを量産しチームに貢献。攻撃的サッカーで勝利を目指すチームの中でいぶし銀の活躍を見せた。188cmの原と169cmの松山。対照的なエースストライカーは間違いなく初戦の勝敗を左右するキープレーヤー。自らのゴールでチームを勝利に導くのははたしてどちらか。
▽選手権データ
山梨学院高等学校
■年、回数:3年ぶり4回目
■結果:全4試合21得点2失点
■決勝:vs帝京三1対0
■選手権における最高成績:優勝(09年度)
■監督:吉永一明
■部員数:106名
■主なOB:白崎凌兵(カターレ富山)、碓井鉄平(V・ファーレン長崎)
滝川第二
■年、回数:2年ぶり18回目
■結果:全5試合15得点6失点
■決勝:vs三田学園高4対2(延長)
■選手権における最高成績:優勝(10年度)
■監督:栫裕保
■部員数:69人
■主なOB:岡崎慎司(FSVマインツ05)、金崎夢生(セグンダ・リーガ・ポルティモネンセSC)
山梨学院大附・登録メンバー
滝川第二・登録メンバー
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