日時：12月31日　12：05kick off
場所：相模原ギオンスタジアム

－展望－
　かつて日本一を経験した“強豪”を予選決勝で打ち破った“古豪”同士の対戦。岩手県代表に名乗りを上げた遠野は8年前に県勢初の優勝を決めた盛岡商に、滋賀県を制した草津東は9年前の日本一である野洲をそれぞれ決勝で下した。優勝経験校撃破で注目を浴びると共に準優勝に輝いた実績を持つ両者。県王者としての地位確立、さらには古豪復活を全国に印象付けるためにも今大会の躍進を狙う。注目は両チームの背番号10。昨年度からレギュラーを務める遠野MF小笠原光研、1年時からエースナンバーを背負い前回大会の滋賀県予選でも1年生ながら優秀選手に名を連ね注目を浴びた草津東FW山本悠樹。自らゴールを奪う得点感覚はもちろん、溢れるセンスで名門の攻撃を牽引する両エースの存在は県予選を打ち勝ってきたといえる両チームにとって最大のストロングポイントである。初戦突破を目指す上で彼らの活躍は必要不可欠だ。

▽選手権データ
遠野
■年、回数：2年連続24回目
■結果：全5試合24得点失点
■決勝：vs盛岡商　3対2
■選手権における最高成績：準優勝(60年度)
■監督：長谷川仁
■部員数：76名
■主なOB：菊池新吉(元東京ヴェルディ1969)、藤嶋洸(グルージャ盛岡)

草津東
■年、回数：10年ぶり8回目
■結果：全5試合25得点4失点
■決勝：vs野洲4対2
■選手権における最高成績：準優勝(00年度)
■監督：雨盛康
■部員数：72名
■主なOB：高木和道(大分トリニータ)

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