続いては全国屈指の実力校、今大会でも上位進出が有力視される野洲（滋賀）、京都橘（京都）。類似タイプのサッカーを展開する聖和学園（宮城）との初戦に多く視線が注がれるだろう野洲が目指すは10年ぶりの日本一。MF林雄飛、FW村上魁と注目の攻撃的選手を擁する今チームに懸かる周囲の期待は大きい。また、12年準優勝、13年4強と好成績が並ぶ京都橘は5回目の出場にして悲願の日本一へ挑む。U-18日本代表FW岩崎悠人をチームの中核に据え、DF小川礼太、MF輪木豪太、MF稲津秀人といった岩崎と共に県予選優秀選手に選出された選手らがその脇を固める。尚志（福島）との初戦は1回戦指折りの好カードだ。

　また、神戸弘陵（兵庫）は2年ぶり9回目の出場。香芝（奈良）は奈良育英、五條といったライバルを退けて3年ぶり3回目の全国出場権を獲得することに成功した。

▽関西
神戸弘陵（兵庫）2年ぶり9回目
野洲（滋賀）3年ぶり9回目
京都橘（京都）4年連続5回目
阪南大高（大阪）初出場
香芝（奈良）3年ぶり3回目
初芝橋本（和歌山）3年連続14回目