写真:東福岡DF小田逸稀ら(総体より)
第94回全国高校サッカー選手権大会は9日、舞台を埼玉スタジアム2○○2へと移し、準決勝を開催。ファイナル進出を懸けた熱き戦いに注目が集まる。
【東福岡 vs 星稜】
まずは圧巻の公式戦52戦無敗、史上初の高校三冠を達成した97年以来の夏冬制覇へその歩みを確実に進める東福岡(福岡)。今大会初戦では遠野(岩手)に、2回戦では新潟明訓(新潟)にそれぞれ快勝し幸先良い船出を飾るとその後も勝ち星を重ねる。総体決勝の再戦として注目を集めた市立船橋(千葉)との3回戦ではPK戦の末勝利。前回大会苦杯を舐めた3回戦を突破し、迎えた準々決勝ではホームの大声援を受ける駒澤大学高等学校(東京)を相手にMF橋本和征の決勝弾で競り勝ち4強入りを決めた。とりわけ攻撃陣は好調を維持する印象。中でも1トップの位置で全4試合にスタメン出場を続けるFW餅山大輝は浮沈の鍵を握る存在として次戦も注目だ。2回戦の新潟明訓戦ではハットトリックをマークしたエースは自らのゴールでチームを勝利に導くことはできるのか。
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