多賀啓志朗主将

 今夏の全国総体は京都橘(京都)に敗れ3回戦敗退も、プリンスリーグ北信越では18戦17勝1敗で見事に優勝。同リーグ得点王のFW坪井清志郎が24得点、ランキング2位のFW大竹将吾が21得点をマークするなど得点数は計70得点にも上った。そして、選手権予選でもその爆発力は変わらず5戦53得点1失点で富山予選を3年連続で制し、全国切符を掴んだ。

 徳島ヴォルティス内定のFW坪井や2トップを組むFW大竹などを擁する、来季から高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグ参戦を決めた富山第一の本大会初戦の相手は東海大熊本星翔(熊本)。初戦の相手が決まり、「これからしっかりと研究して備えたいと思います」と語った多賀啓志朗主将。目標はもちろん2013年度以来の日本一だ。

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