雷雨の影響で中断のハプニング
 決勝の舞台をかけた準決勝では2試合とも雷雨の影響で試合が中断されるというハプニングに見舞われた。桐光学園(神奈川2)対昌平(埼玉1)は昌平が0-3から1点差まで追い上げるも3-2で桐光学園が勝利した。この一戦は11時にキックオフされるも、2度の中断を経て試合が終了したのは17時20分だった。そして、準決勝もう1試合は初の決勝進出を懸けた山梨学院高等学校と東山が激突。1-1で迎えた後半途中に雷の影響で1時間30分の中断に突入。その後、再開するもスコアは動かず勝負の行方はPK戦へと委ねられた。結局、このPK戦でGK市川隼が3本を止め、3-1で山梨学院高等学校が勝利した。

決勝は3年連続で関東勢対決
 3年連続での関東勢対決となった決勝はU-16日本代表の2年生エースFW西川潤のゴールで先制したプリンスリーグ関東勢の桐光学園に対し、同じくプリンスリーグ関東で戦う山梨学院高等学校は後半アディショナルタイムにエースFW宮崎純真が決めて同点に追いつくと、延長前半にオウンゴールで逆転に成功し2-1で勝利し初優勝。山梨県勢に43年ぶりとなる優勝をもたらした。

 長くて短い、平成最後の夏を終えた。そして、次は最後の冬に向けて各校が全国の舞台を目指して、各都道府県予選でしのぎを削る。

▽平成30年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
平成30年度全国高校サッカーインターハイ(総体)日程結果一覧