山田梨功主将

 プリンスリーグ東海覇者で名門・静岡学園をDF山田梨功らのゴールにより2-1で退けた新鋭・浜松開誠館が初の全国に臨む。

 新人戦は8強、総体予選は4強、プリンスリーグ東海は3位でフィニッシュした浜松開誠館。迎えた選手権予選では難敵を撃破し、静岡県西部地区のチームとしては1977年度の浜名以来、41年ぶりとなる全国大会出場を果たした。

 全国初戦の相手がプリンスリーグ九州所属で湘南内定のMF鈴木冬一擁する強豪・長崎総科大附(長崎)に決まり、DF山田梨功主将は「長崎総科大附は伝統のある学校なので、自分たちも準備して臨みたいです。相手は粘り強さや運動量のあるチームですが、自分たちも譲れない部分があるので、そこでしっかり主導権を握って、開誠館らしいサッカーができたらいいと思っています」と力強く語った。夏冬通じて初となる全国の舞台に挑む浜松開誠館の新しい歴史のページがスタートする。まずは3年連続初戦敗退を喫している静岡県勢の連敗をストップしたい。

 

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