MF大和海里主将(昌平)

　今年は新人戦で圧倒的な強さをみせ優勝を飾るも、関東予選では埼玉栄に2-3で、インターハイ予選では正智深谷に0-3で敗れいずれも早期敗退となった。しかし、その後巻き返し、選手権予選決勝では西武台をMF須藤直輝、先日福島ユナイテッドFC加入内定が発表された日本代表MF鎌田大地(フランクフルト)を兄に持つMF鎌田大夢らのゴールにより4-0で下し全国切符をゲット。埼玉県リーグ1部でも優勝を果たしプリンスリーグ関東プレーオフに駒を進めると、ここでも見事に2戦を勝ち抜き来季からのプリンスリーグ関東昇格を決めた。

　前回大会で優勝した青森山田(青森)、今夏の全国総体準優勝の富山第一(富山)などが同居する強豪ひしめくAブロックに入った昌平。FW大和海里主将は「やりがいのあるブロックに入ったと思う。自分のストロングポイントを出せば観客も沸いてくれると思う。1-3年生の上下関係はないですが(笑)、そういうところが昌平の自由なサッカーに繋がっている。初戦以降も慣れた埼玉会場があるので、勝ってインハイのベスト4を超えて日本一になれるよう自分がリーダーとなって頑張ります」と意気込みを語った。注目の初戦は1月2日に行われる2回戦、MF田路耀介とDF高安孝幸の金沢内定コンビ擁する初出場校の興國(大阪)戦だ。